原発災害汚染度抜粋・資料

東日本大震災での汚染度(2011年度CS汚染係数)の大きい地域を抜粋しています。大学研究者シンクタンクのシンクメイトリサーチ(核シェルタークラブの運営会社)が公表されているCS観測値から独自の計算モデルで評価した例です。詳細についてはシンクメイトリサーチにお問い合わせください。また、このモデルに基づく「自宅退避」時の汚染・被ばくのシミュレーションについては、この情報誌の別のところに載せてあります。

(参考)SPEEDI緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(東日本大震災)

現在では、政府によってSPEEDIは予測に利用しないと決定されています。以下はSPEEDIについての東日本大震災後の説明です。

SPEEDIは、本来は、原子炉施設から大量の放射性物質が放出された場合や、あるいはそのおそれがある場合に、放出源情報(施設から大気中に放出される放射性物質の、核種ごとの放出量の時間的変化)、施設の周囲の気象予測と地形データに基づいて大気中の拡散シミュレーションを行い、大気中の放射性物質の濃度や線量率の分布を予測するためのシステムで、文部科学省によって運用されているものです。

これらの試算結果は、放出源情報の推定におけるものを始めとして種々の不確かさを含んでおり、実際の測定値と一致するものではありません。原子力安全委員会では、補助的な参考情報と位置づけ、原則として、測定値の傾向を説明するためなどの限定的な目的で利用しています。

(出所)https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6020532/www.nsr.go.jp/archive/nsc/mext_speedi/index.html