緊急時汚染外気軽減の防災気密キット

緊急時に汚染外気の一時的な軽減のための簡易な防災気密キット(核シェルタークラブ監修)の販売を通じて、核シェルタークラブは『原子力防災自分ごとキャンペーン』を進めようとしています。

このキャンペーンの目的は、「原子力災害の防災も自然災害の防災と同じように各自が少しの備えをしておくことがよいかもしれない」と人々が気づく契機になればということです。それが、「なぜ原子力防災を個人の自分ごと思うことが必要か」の入り口になればいいでしょう。このキャンペーンのキャッチフレーズとしては、「いざという時に、不十分であっても、せめて自ら何かできることがあれば!!」です。少しの備えでもいざという時の対処の指針になるでしょう。また、原子力災害のような予見の困難なことに対しては思考停止に陥りがちですが、不十分でも準備の機会があれば、多少の安堵とともに考え続ける糸口になるかもしれません。

核シェルタークラブが普及を意図する一時的な「自宅退避」のシェルター(隠れ場所)は、広い意味での個々人の隠れ場所であり、隠れ家の建設、隠れ小屋の設置、隠れ部屋の準備など、難しいものから簡便なものまで様々です。防災気密キットで自宅の一室を汚染外気の一時的な軽減の隠れ場所にするのは、身近なシェルターへの意識につながる原子力防災自分ごとキャンペーンになるでしょう。

販売を開始した原子力災害緊急時の一時的防災気密キットのチラシにアクセスできます。