令和5年第1回定例会 林哲二議員一般質問 – YouTubeにおける、林哲二議員(当時)による「災害・核シェルターへの市民意識の醸成について」の質問と泉大津市危機管理監の答弁の動画です。https://www.youtube.com/watch?v=8G_Z6uIFoYM
(参考)議会の質問に向けて核シェルタークラブ(代表村山皓)が林氏に提供した素材です。
原子力災害(原発事故、核ミサイル)に備えて、一時的にでも被ばくを少なくできる核シェルターへの関心が高まりつつあり、子供たちへの被ばくの影響が最も心配されるなかで、泉大津市での災害対応としては、地震での津波への備えが喫緊の課題です。津波と原子力災害は別々のように見えますが、児童の安全を確保するためには、津波避難塔と核シェルターの備えを共に考える必要があります。東日本大震災での幼稚園や小学校での被災の経験から、幼い子供たちの居場所での避難が再認識されました。避難の時間がたとえあったとしても、集団で水平避難をすることが極めて困難であり、子供の避難を居場所の施設に託して、家族はそれぞれが独自で避難することが重要と考えらています。例えば、こども園に「児童居場所避難所」(イメージ図)が確保されるなら、被災の混乱のさなかに家族が子供を連れに来たり、集団で子供たちを移動させる危険を避けることができます。津波避難塔と核シェルターの役割を同時に果たす児童居場所避難所は、核シェルターが津波避難塔での避難物資の備蓄庫ともなり、シェルターの上部入口から塔で過ごす子供たちの必要品を取りに行けます。まずは、公的なこども園で児童居場所を用意することが必要と思える市民の意識の醸成を、泉大津災害核シェルタークラブの活動は目指しています。

津波避難塔と半地下核シェルターを備えたこども園の児童居場所避難所のイメージ
(合成イメージ図)
半地下核シェルターの内部のイメージ(織部精機製作所製地下核シェルター)

